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『長靴猫シリーズ』(ながぐつねこシリーズ)は、ペローの童話『長靴をはいた猫』を原作とする、東映動画製作による劇場版長編アニメーション映画シリーズの通称〔ながぐつ三銃士 ''TOEI ANIMATION オンラインショップ'' 2012年8月22日閲覧〕。『長靴をはいた猫』(1969年)、『ながぐつ三銃士』(1972年)、『長靴をはいた猫 80日間世界一周』(1976年)の3作が存在する。ペローの原作にある程度沿っているのは第一作のみで、続編の二作は主人公のネコ「ペロ」が活躍するオリジナル作品である〔ながぐつ三銃士 ''TOEI ANIMATION'' 2012年8月22日閲覧〕。3作とも、宇野誠一郎が音楽を担当し、主要キャストらが主題歌・挿入歌を歌った。なお本シリーズの主人公ペロは、東映アニメーションのシンボルキャラクターに採用されている。 == 『長靴をはいた猫』(第1作) == 東映動画版第1作『長靴をはいた猫』は、1969年(昭和44年)『東映まんがまつり』のうちの一作として公開された。通称長猫〔東映ビデオ:東映“名作アニメ”特集 〕。演出(監督)は矢吹公郎 他。『怪物くん 砂魔人をやっつけろの巻 怪物くんとハニワ怪神の巻』・『ひみつのアッコちゃん サーカス団がやってきた』・『チャコとケンちゃん』・『ひとりぼっち』の4作と同時上映。 1978年の『東映まんがまつり』でリバイバル公開され、このときには『宇宙海賊キャプテンハーロック アルカディア号の謎』・『スパイダーマン』『宇宙からのメッセージ・銀河大戦』・『キャンディ・キャンディの夏休み』と同時上映された。 東映動画創業40周年(1996年)記念のファン投票で1位を獲得〔長靴をはいた猫 ''映連 データベース''〕。その後ニュープリント版を製作の上、1998年3月に完全新作の『銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー』と同時上映という形でふたたびリバイバル公開された(東映アニメフェア扱いではない)。配給収入は2億円と低調であった〔「銀河鉄道999集大成版製作ピンチ!! 先月公開 エターナル・ファンタジー大赤字」『中日スポーツ』1998年4月5日号。〕。 ニュープリント版のDVDビデオは2002年7月21日発売。また2008年には東映長編アニメ開始50年を記念した「名作アニメ DVDセレクション」の一環として、後述の2作品と共に発売〔この時のテレビCMでは、ペロの本作からの台詞「これは又とないチャンスなんですよ!」で締めた。〕、さらに2012年8月10日発売のDVD『復刻! 東映まんがまつり 1969年春』にも収録されている(東映まんがまつり#映像ソフトも参照)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長靴猫シリーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Wonderful World of Puss 'n Boots 」があります。 スポンサード リンク
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